頭金は何%?

新築マンションや一戸建てを購入する際、住宅ローンを組んで購入する方が大半かと思います。実際に、住宅ローンを組む際、最初に悩むのが頭金をどの程度用意すれば良いか?ということではないでしょうか。

自己資金や家具の購入費用等と兼ね合いものもありますので、自己資金の内、どの位を頭金に廻せば良いか、悩みますよね。

そこで、一般的な相場を見てみると、物件購入価格の20%を頭金にするのが相場のようです。

もちろん、購入者の方それぞれで、資金事情が異なりますので、一概に20%を用意しなければならない、という訳ではありませんので、ご安心下さい。住宅ローンの「フラット35」を利用すれば、ローンの上限が購入価額の90%以内と決まっています。

そのため、物件価格の10%を頭金に設定すれば問題ありません。例えば、3000万円の物件なら、300万円の頭金を準備すれば良いということです。これなら、自己資金が低い方、或いは当面の生活資金を心配される方からすると、安心出来る金額かと思います。

また、新築の物件ではなく、中古物件の場合となりますと、物件購入価格の6%が相場と言われています。先程と同様に、3000万円の物件を例に取ると、頭金は180万円で済みます。

さらに、分譲住宅の場合は、物件購入価格の2~3%と、かなり相場が低いようです。このように、購入する物件の種類によって、頭金の相場というものがありますので、実際に物件購入を検討する際に、不動産屋さんや銀行と良く相談して、頭金を設定するようにしましょう。

フラット35とは?

住宅購入を検討されている方、或いは過去に検討された方にとって、最も馴染み深い住宅ローンと言えば、フラット35ではないでしょうか。

各銀行が紹介している固定金利型ローンや変動金利型ローンよりも、フラット35を利用する方もだいぶいらっしゃるようです。それでは、フラット35とはどのような商品なのか、ご紹介しましょう。

民間金融機関と住宅金融支援機構が提携・提供している住宅ローンで、最長35年間、金利が変わらない住宅ローンです。

そのため、借入時点で自分の返済額が分かりますので、毎月の支払金額が分かるのが大きなメリットです。また、嬉しいことに、保証料0円、繰上返済手数料0円です。

多くの銀行が提供している住宅ローンでは、保証料・繰上返済手数料が発生しますので、借入及び返済時の負担となることから、フラット35は安心して借入・返済が出来ると言えます。

尚、住宅ローンを組む際、全体的な返済額を低くするために、フラット35と別な住宅ローンを併用する方もいらっしゃいます。

住宅金融支援機構以外にも、各銀行にてフラット35を取り扱っています。銀行によって、最大の借入金額や実行金利、事務手数料が異なりますので、各銀行で返済シミュレーションを行った上で、決めると良いでしょう。

尚、フラット35以外にフラット20やフラット50といった、返済期間が異なるものの、金利固定の住宅ローンがありますので、こうした商品にも目を向けてみると良いでしょう。

変動と固定のどちらがお得?

住宅ローンを組む際に悩んでしまうのが、変動金利型にするか固定金利型にするか、という点ではないでしょうか。一概にどちらが良いか、というのは決めにくいものですが、いつくかのケースを考えてみましょう。

例えば、景気が良い場合についてです。景気が良い場合、銀行のレートは高めに設定されますので、それに応じて住宅ローン金利も高めに設定されます。変動金利の場合は、銀行のレートが変動する度に変わりますが、固定金利の場合は住宅ローン契約時点のレートが反映されます。

この時、景気がどんどん上向きになると、銀行レートが上昇しますので、変動金利型の住宅ローン金利も上昇しますので、その分の返済額は大きくなってしまいます。

景気が上向き続けている3~5年という期間で見ると、変動金利よりも固定金利型の住宅ローンの方が、返済額は小さくて済むと言えるでしょう。

逆に、景気が悪い場合についてです。景気後退の中で、住宅ローンを組むとなると、固定金利よりも変動金利型の住宅ローンの方が、返済額が小さくなる場合があります。

これは、契約時点での銀行レートよりも、景気後退によって銀行のレートが更に低くなる場合があります。そうしますと、変動金利の方が固定金利よりも、金利が低くなりますので、返済額が自動的に小さくなります。

特に、こうした景気後退の中では、短期の変動金利型は景気動向を見ながら、変動金利を継続するか否かを決めやすいので、全体的な返済額を自分でコントロール出来るメリットがあります。

このように、今の景気動向を見ることで、変動金利型にするか固定金利型にするか、どちらがお得か分かるようになります。

ミックス金利とは?

住宅ローンを組む際に、固定金利型か変動金利型かで迷う方は、結構多いのではないでしょうか?もちろん、それぞれの住宅ローンにはメリットとデメリットがありますので、その時の景況や金利レートをみながら、住宅ローンを決めるかと思います。

そこで、もう1つだけ、是非検討してみて欲しいのが「ミックス金利」です。一言で言えば、固定金利型と変動金利型の両方を併用して借入る方法です。それでは、どんなメリットがあるのか、簡単にご紹介しましょう。

例えば、借入金額が3000万円だとして、その半分は長期固定、残り半分は2年変動金利とかで借りる方法があります。このように、組み合わせることにより毎月の返済額が全額長期固定で借りるよりも安くなる場合があります。

また、2年後に変動金利型の住宅ローンを見直す際に、短期固定金利型へ変更するか、そのまま変動金利型にするか、返済額をシミュレーションしながら決めることが出来ます。

そのため、金利上昇リスクが全額短期固定金利で借りるより低くなりますので、金利が上がっても、返済額の変動幅がそれほど大きくなくて済みます。これは嬉しい住宅ローンの組み方ですよね。

尚、このようにミックス金利で住宅ローンを組む場合は、組み合わせる住宅ローンの金利に応じて、最も返済額が低く済むローン種類は何か、また見直しやすい期間はどの程度かシミュレーションするようにしましょう。

また、各住宅ローンごとに手数料などの諸費用が増える傾向にありますので、それも含めて、トータルでの借入金額を算出すると良いでしょう。

住宅ローンの見直しのポイント

昨今の景気後退を受けて、住宅ローンを見直したいという方が増えているのではないでしょうか?というのも、毎月の支払額を低減したい、或いは全体の返済額を低減したいという理由があるからです。それでは、住宅ローンを見直す際の主なポイントについてみてみましょう。

まず、早期返済のために住宅ローンを見直したいという方は、繰上返済手数料が高くないか?こまめに繰上返済ができるか?を確認すると良いでしょう。

次に、金利上昇へ備えるために住宅ローンを見直したいという方は、返済期間が長いにも関わらず、通常の変動金利で住宅ローンを組んでいないか?固定期間が終了するローンを組んでいないかどうか?を確認するようにしましょう。

毎月返済額を減らしたい!という方は、毎月支払う利息額が多くないか?残り期間内の総返済額はいくらか?を確認するようにしましょう。

いずれの場合も、今自分が組んでいる住宅ローンの内容をもう一度確認することです。場合によっては、無理に見直す必要がない時期というのもあります。

また、現在契約している銀行から別な銀行へと乗り換える際には、「現在の金利」、「将来の金利」、「金利タイプ」、「金利優遇」等をしっかりとチェックし、見直しと乗換えがスムーズに出来るかどうかも、大きなポイントになります。

なかなか、自分一人で住宅ローンを見直すのは難しいと感じていらっしゃる方は、是非銀行で行われている「住宅ローン相談会」に出向いて、相談してみると良いかと思います。